「最強キングス」第2章 新生「Bリーグ」あす開幕


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#14 岸本 隆一(ガード)
#5 アンソニー マクヘンリー(フォワード)

初戦 敵地でアルバルク東京戦

 日本バスケットボール界の新たな時代が幕を開ける。9月22、23の両日、国内バスケの最高峰「Bリーグ」の開幕戦が東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。bjリーグで最多となる4度の優勝を飾った琉球ゴールデンキングスは、歴史的な一戦でアルバルク東京と対戦する。日本中が注目するバスケ界の夜明けに、キングスの選手たちが挑む。キングスにとって今まで以上に厳しく、激しい戦いが待ち受けている。bjリーグでは毎シーズン優勝争いに絡み、「常勝軍団」の地位を確たるものにした。しかしBリーグには日本代表を擁する強豪がひしめいており、簡単に勝てる試合は一つもなくなる。開幕戦でぶつかるアルバルク東京も輝かしい実績を残してきた伝統のあるチームで、リーグ初戦から激戦になることは間違いない。キングスはこれまで積み上げてきた高いチーム力を武器に、会場を埋め尽くすファンの声援を力に変えながら、Bリーグの戦いに突き進んでいく。

 

◆伊佐勉HCに聞く 「小さくても勝てること示す」

伊佐 勉 ヘッドコーチ

 ―開幕が迫っている。

 「チームは例年以上に仕上がりを早くしており、試合当日を最も良いコンディションで迎えられるように調整を進めている。プレシーズンマッチは万全ではなかったが、短期間で成長している。いつでもゲームができる状態だ」

 ―開幕2連戦のイメージは。

 「プレッシャーは想像以上だと思う。緊張のあまり決めるべきシュートを落として、崩れてしまってはいけない。相手が浮き足立っている場面で、自分たちのバスケを貫くことが必要だ。オフェンスのテンポを上げて、ハーフコートに入っても動き続けて質の高いシュートで終わることを意識させたい」

 ―シーズンはどう戦うか。

 「自分たちのバスケをどれだけできるかがポイントになる。今までのように簡単には勝てない。うまくいかない時でも、やり続けることで次のステップにつながる。身長が小さくてもチームで戦えば勝利できることをファンに示したい」

(2016年9月21日付見開き特集『「最強キングス」第2章』より抜粋)

 

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