松永 勝利 
台風１７号は２４日午前９時４５分現在、フィリピンの東の海上を時速２５キロの速さで西北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、２６日午前には宮古島と石垣島、同日午後には与那国島が強風域に入る見通し。
中心気圧は９８０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４０メートルで、中心から半径９０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっている。また中心の北東側３３０キロ以内と南西側２２０キロ以内では風速１５メートル以上の強風が吹いている。今日午後９時には中心気圧９７０ヘクトパスカルの強い台風になる可能性がある。
石垣地方気象台によると、八重山地方は２５日、台風１７号の影響で沿岸海域の波が高くなり、次第にしける見込み。石垣島地方では５メートル、与那国島地方では３メートルの波の高さが予想されている。２７日にかけて大しけとなる恐れがある。【琉球新報電子版】
