沖縄県本部町の多目的イベント広場(闘牛場)で24日夜、文化継承と夜の観光イベント創出などを目的にした「第10回もとぶ観光文化フェスタ」(本部闘牛組合・瀬底島ピージャーオーラサイ保存会主催、琉球新報社共催)が開かれた。ナイター施設でピージャーオーラサイ(闘ヤギ)やウシオーラセー(闘牛)が行われ、家族連れや観光客らが歓声を上げながら迫力あるぶつかり合いを堪能した。
同フェスタは年3回開催される。次回は11月5日午後6時から同所で開かれる。今回は沖縄角力を初めて実施したほか、民謡ライブも行われた。1等、2等にヤギが当たる「お楽しみ抽選会」も行われた。
ピージャーオーラサイでは勢いをつけて角と角をぶつけ合うヤギ同士もいれば、中には戦意なくじゃれ合ったりする場面もあり、観客の笑いを誘っていた。