県産業まつり 来月21日開幕 海洋産業特別展も


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「第40回沖縄の産業まつり」のポスターと、デザインした朝日印刷の友寄貴公さん=26日、那覇市のホテルロイヤルオリオン

 沖縄の産業まつり実行委員会(会長・呉屋守章県工業連合会会長)は26日、第1回会合を那覇市のホテルロイヤルオリオンで開き、節目となる第40回大会を10月21~23日に那覇市の奥武山公園と県立武道館で開催することを確認した。

 特別企画として、沖縄近海での次世代型海洋産業の研究開発や事業を紹介する「海洋産業特別展」を開催することを決めた。初会合では今大会のテーマを「じょうとーむん 使うよろこび 県産品」に決定した。大会には500社程度が出展を予定する。

 新規イベントとして、県内企業の健康食品を紹介して販路拡大やビジネスマッチングを図る「全国ヌチグスイ化計画」と、県の企業支援事業を紹介する「沖縄産の加工食材・工業製品の海外展開促進事業展」を開催する。

 海洋産業特別展では、海洋ロボットの操縦や仮想現実(VR)ダイビング、サンゴ苗作りの体験のほか、海洋関連の事業や研究、観光メニューなどをパネルや映像を使って紹介する。

 県推奨優良県産品展や県産衣料品展示商談会、泡盛鑑評会出品酒の一般公開なども例年通り開催する。

 初会合では産業まつりをPRするポスターの表彰式も行われ、17点の中から朝日印刷(那覇市)のグラフィックデザイナー・友寄貴公さんの作品が最優秀賞に選ばれた。