石垣島でタマン釣り交流


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 ネットの普及のおかげで、釣り人間のコミュニケーションが盛んになっている。バトルタマン沖縄王座決定戦の後、沖縄本島と宮古島と石垣島、さらには香港の釣り人が交流を兼ねて石垣島で釣りをすることになった。

 9月15日の出発だったが、台風16号の接近のため帰りの便が飛ばない可能性が出たので、予定していたメンバーが減った。それでも沖縄本島から4人、香港から3人が参加した。
 15日は安全を考えて風裏となる砂浜でタマンを狙ったがヒットなし。16日は台風直撃で宿泊先で待機し、台風通過後の17日はサザンゲート近くの港内で竿を出し、58センチのタマンを釣った。波が収まったので18日の夕方から港内の一文字に石垣島と本島の釣人6人で渡った。
 午後9時すぎに渡慶次憲史さんの竿が大きく曲がり72.5センチ・5.05キロの大型のタマンが釣れた。その後も50~67センチのタマンを6匹追加、別のポイントで竿を出した香港チームは25キロのロウニンアジを釣って4泊5日の遠征を終えた。
 釣果的にはやや寂しかったが、お互いの交流を深めることができた。菜々美丸 (電話)090(3162)6238。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

19日、西原海岸で50.5センチ・2.42キロのチンシラーと41.7センチ・1.51キロのマクブを釣った大城健太さん
19日、奥武島で58センチ・2.58キロほかタマンやミーバイを釣った仲村渠康さん
19日、浜比嘉島で69.5センチ・3.86キロと66.5センチ・3.82キロのタマンをシガヤーダコの餌で釣った富島ミケールさん
21日、宜野湾海岸で44.5センチ・1.64キロほかカーエーを数釣りした国吉惟人さん
14日、とまりんで38.5センチ・1キロのチヌを釣った津田悠さん
19日、那覇で130センチ・25.7キロのロウニンアジを釣った玉城光規さん
17日、本部海岸で80.5センチ・5.8キロを筆頭に64センチと63.5センチのタマンを釣った宮良佳樹さん
9月18日、石垣一文字で7匹のタマンを釣った(右から)渡慶次憲史さん、照屋健太郎さん、當眞卓弥さん、宮良タスクさん、盛山和行さん、下里肇さん
11日、読谷沖でグルクン80匹を釣った下里成さん