高江ヘリパッドでダンプカー43台分 過去最多の砂利搬入


この記事を書いた人 金城 美智子
N1地区ゲート内へ入る砂利を積んだダンプカー=7日午前9時25分ごろ、米軍北部訓練場のN1地区ゲート前

 【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事で、沖縄防衛局は7日午前9時14分から午前11時ごろにかけて砂利を積んだダンプカー延べ43台分を含む資機材をN1地区ゲート内へ搬入した。ゲート前で座り込む市民らによると、砂利の搬入台数は最多。N1、G、Hの3地区で計四つのヘリパッド建設を同時並行で進めるための作業が加速しているとみられる。

 砂利を積んだダンプカーのほかに、盛り土や地盤補強用とみられる資材を積んだトラック、大型パワーショベルを積んだトレーラーもN1地区ゲート内へ搬入した。ヘリパッド建設に反対する市民らがプラカードを掲げてヘリパッド建設に抗議の声を上げた。

 通称「N1裏」テントでは同日早朝、市民らが集まり、午前7時過ぎにG地区、N1地区などに分かれて工事の阻止行動へ向かった。
【琉球新報電子版】