秋季九州高校野球 沖縄県勢は22日初戦


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 高校野球で来春の選抜大会出場校選出の参考資料となる秋季九州大会(第139回九州大会)は13日、大分市内で組み合わせ抽選会を行った。県代表の美来工科は2回戦、興南は1回戦から登場し、美来工科は大会初日の22日の第2試合(午後2時半開始予定、大分県・臼杵市民球場)で熊本工(熊本第2代表)と、興南は同日の第1試合(正午開始予定、同球場)で大分商(大分第3代表)と対戦する。

 熊本工は地区大会決勝で、今年の甲子園大会で春夏とも4強入りした秀岳館と対戦し3―6で敗退。大分商は地区大会準決勝で優勝した明豊に2―6で敗れ、3位決定戦で大分西を10―5で下した。

 大会初出場は美来工科と高千穂(宮崎)。高千穂はれいめい(鹿児島)と、初戦の2回戦に臨む。

 大会には18校が参加。22日から27日(25日は休養日)まで、大分市の別大興産スタジアムなどで行われる。

◆粘り強く、思い切りいく
 美来工科・眞玉橋元博監督 (熊本工業は)強い相手で身も引き締まる。前評判は高く、投手も150キロ近く投げると聞いている。九州では強いチームと当たるのは当たり前なので、頑張るのみ。特別なことをするのではなく、うちらしく投手が粘り強く、打者は相手投手の速い球を思い切り打ち返すだけだ。迷いはない。

◆場面想定して慌てない
 興南・我喜屋優監督 (初戦の相手は大分商業に)決まったが、情報はこれからだ。組み合わせは3日連続の試合になり厳しい3連戦になるが、大会に向けて投手や攻撃、守りのレベルを上げていく。いろいろな場面を想定して慌てない、興南の野球をやるしかない。全体が適材適所で、初戦から全力でやらないといけない。