琉球新報社が行う農林水産省・新たな食環境に対応した食育活動モデル推進事業の一環で、本部町谷茶・辺名地地区子ども会による漁業体験が15日午前、本部漁業協同組合などで行われた。児童ら26人が参加し、クロマグロ養殖場の見学やかつお節製造工程の説明を受けた。
児童らは同町沖合にある県内初のクロマグロ養殖場で給餌を見学。同組合製造工場でかつお節製造工程の一連の流れの説明を受けた。児童らはかつお節を試食し、何度もお代わりをしていた。マグロのおすしの試食も行われた。
知念快星君=本部小4年=は「おいしいマグロを作るのに2~4年と長い時間かかっていることを初めて知った。普段刺し身を食べないが、今日は食べられて大トロがおいしかった」と笑顔を見せた。