【中国時報】コーヒー消費拡大　ブラック、飛躍的な伸び

　台湾におけるコーヒーの消費量は、近年急速に増加し、１年の国内でのコーヒー市場は７００億元に達している。以前はミルクの入ったラテが習慣的に飲まれていたが、ブラック・コーヒーの市場も飛躍的に伸び、去年だけで２８・５億杯のコーヒーが飲まれている。これは１日にすると台湾で７８万杯飲まれている計算。これに伴い、コーヒーそのものの風味を深く研究する人々が大幅に増えている。

　スターバックスでは、高い品質を求める客も増え、高級で稀少な豆を限定店舗で販売するスターバックス・リザーブが２０１３年に台湾に初めてお目見えして以降、３年で延べ６２０万人がリザーブ・コーヒーを経験している。今後はこうした高級志向のコーヒー市場の拡大が見込まれている。