宮古島市長選 下地氏が出馬表明 2期の実績強調宮


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宮古島市長選への出馬を表明する下地敏彦氏=21日、宮古島市平良のホテル共和

 【宮古島】任期満了に伴う来年1月の宮古島市長選に向け、現職の下地敏彦氏(70)=無所属=は21日、同市平良のホテル共和で会見し、3期目の出馬を表明した。下地氏は「今まで継続して方向性を示してきた。この芽を自分の手で育てていきたい」と決意を語った。

 下地氏は2期7年半の実績を強調し、伊良部島の農業基盤整備事業や下地島空港の活用、未来創造センター、博物館、総合庁舎の整備事業などを進めていくとした。その上で「本市の輝かしい将来づくりを実現するため、命懸けで取り組む決意を新たにしているところだ」と話した。

 市長選に向けては市議の真栄城徳彦氏(66)が出馬を表明している。「オール沖縄」陣営も候補者の擁立を模索している。

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 下地 敏彦氏(しもじ・としひこ)1945年12月生まれ。市平良下里出身。琉球大卒。県宮古支庁長、旧城辺町助役、県漁業協同組合連合会代表理事会長などを歴任し、2009年1月から現職。