22日午後2時ごろ、中城村北上原の沖縄自動車道を西原インターチェンジから中城パーキングエリア方面に向かって走行していた大型バスの車体から煙が出た。運転手の男性が煙に気が付き路肩に停車したところ、車体後方のエンジン部分から発火し炎上した。東部消防組合が消火に当たり、午後4時22分に鎮火した。運転手以外の同乗者はおらず、けが人もいない。
同消防組合によると、運転手は「中古車を納車するために安謝新港から中部に持って行く途中だった」などと話していたという。
煙に気がついた後続車両が、クラクションを鳴らして運転手に伝えた。
南下車線から消火活動を目撃した名護市の男性(45)は「かなり手前から白い煙が見えた。道路脇の畑で何か燃やしているのかと思っていたが、バスが燃えていた」と話した。
北向け車線は消火活動や車体つり上げのため、2度にわたって全面通行止めとなった。
北向けで最大7・2キロ、南向けで最大4キロの渋滞が発生した。