琉球新報社 
【大宜味】ペーパードリップでおいしくコーヒーを入れるための講座が、ギャラリーＴＡＴＩ（大宜味村田嘉里）で１６日、行われた。講座は陶芸家山上學さんの「コーヒーカップ展」に合わせて開催されたもので、講師は名護市のコーヒー店「ＤＯＮＡＢＥ－ＣＯＦＦＥＥ」の船田弘さん。
参加者は田嘉里川のせせらぎの音を聞きながら、電動ミルの使い方や道具の説明、上手な入れ方のポイントなどを学び、講師の手ほどきを受けながらコーヒーを入れた。
参加者の一人、玉城万里（まり）さん（２７）は「同じ豆の量でも、入れ方や温度によって味が変わることに驚き、とても勉強になった」と感想を述べた。那覇から参加した金城梢さん（２８）は「田嘉里の自然とコーヒーの香りに癒やされた。展示されたコーヒーカップもすてきだった」と笑顔で話した。
講師の船田さんは「いつもの入れ方講座と違い、陶芸作家の作品を使わせてもらい、さらにおいしく飲んでもらえて良かった。コーヒーの奥深さを多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話した。
（安里郁江通信員）
