沖縄ものづくりに刺激 WUB、オリオン工場見学


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オリオンビール工場のハッピーパークを視察するWUBのメンバー=31日、名護市東江

 【名護】世界各地で活躍する沖縄県人ビジネスマンの交流・連携組織WUB(世界ウチナーンチュ・ビジネス・ネットワーク)の会員が31日、名護市東江のオリオンビール名護工場ハッピーパークを視察した。33人が参加し、沖縄のものづくり産業から刺激を受けていた。

 ハッピーパークではオリオンビールの工程説明に熱心に耳を傾けたほか、うるま市与那城宮城のぬちまーす観光製塩ファクトリーなども視察した。

 ハワイで「アロハ ビール」を経営し、2017年1月から次期会長になるスティーブ・喜舎場・ソンブレロ氏=WUBハワイ顧問=は「私たちの会社はスケールは小さいが、沖縄でのオリオンビールのようにハワイを代表する会社にしていきたい」と話した。さらに喜舎場氏は「沖縄はどんどん経済発展すると思うが、ベースになるウチナーンチュのスピリットは持ち続けてほしい」と強調した。

 WUB台湾の柴嵜淳会長=レキオスソフト社長=は「オリオンビールを南米など海外にも広げることができるようにしたい」と述べた。