第6回世界のウチナーンチュ大会に参加した海外県系人らが31日、続々と帰国の途に就いた。那覇空港は帰国する海外県系人が、親類や友人との別れを惜しみ、抱き合うなどして5年後の再会を誓った。
閉会式でエイサーを披露したアルゼンチンの瀬底アレハンドロさん(27)=3世=は「とても感動的だった。スペイン語、ポルトガル語、日本語が飛び交っていたが、根っこはみんなウチナーンチュ。小さな島だが大きなパワーを持っていた」と、初参加の感想を語った。
6大会連続でペルーから参加した1世の玉城米子さん(88)は「別れるのはさみしいけれど、また会える。次も参加したい」と名残を惜しんだ。