金武町議会、「土人」発言に抗議 市町村で初可決 「差別的」


この記事を書いた人 金城 美智子

 【金武】金武町議会(嘉数義光議長)は10月31日、臨時議会を開き、米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民らに、大阪府警の機動隊員が「土人」「シナ人」と発言したことに抗議する意見書を可決した。宛先は警察庁長官と県警察本部長、県公安委員長。可決の際、賛成7人、反対7人で同数になったため、議長裁決で可決となった。県内市町村で同様の意見書の可決は初となる。

 意見書では「土人」と「シナ人」の発言に触れた上で、「このような発言は極めて差別的であり、県民を植民地的に見下すもので、悪質発言と言わざる得ない」と批判した。

 発言の背景に関して「差別意識から発せられた」と指摘。その上で、発言に対して厳重に抗議し、県民への謝罪を強く求めた。
【琉球新報電子版】