カチャーシーでヘリパッド反対訴え 高江、水曜行動に200人


この記事を書いた人 金城 美智子
民謡とカチャーシーでヘリパッド建設反対の意思を示す参加者ら=2日午前11時50分ごろ、東村高江の米軍北部訓練場

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で2日午前11時半現在、ダンプカー20台分の資材が東村高江の同訓練場「N1地区」ゲートに入っていった。

 市民ら約30人は早朝、同ゲート北側の県道70号上で車を両側に止め道幅を狭くするなどして大型工事車両の通行を阻止しようとしたが、機動隊に排除された。けが人などはいない。

 この日は毎週水曜日の一斉行動があり、市民ら約200人がメインゲート前で沖縄民謡を歌ったりシュプレヒコールをしたりしながら座り込みをしている。

 午前11時ごろから数十分間、米軍機が断続的に上空を飛び、市民らがけげんそうに見上げる場面もあった。【琉球新報電子版】