比嘉大吾がKOで初防衛 ボクシング東洋太平洋フライ級


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   比嘉大吾

 プロボクシングの東洋太平洋(OPBF)フライ級タイトルマッチ12回戦が5日夜、東京・後楽園ホールで行われ、21歳のチャンピオン比嘉大吾(宮古工高出、浦添市出身)=白井・具志堅スポーツ=が、同級2位のフェリペ・カグブコブJr(フィリピン)に4ラウンドKO勝ちし初防衛を果たした。

 1ラウンドから両者が激しく打ち合う中、ボディーを的確に決めた比嘉が勝負どころの力を見せつけた。比嘉は「相手は計量の時から試合に懸ける意気込みを感じた。しかし気持ちでは自分も負けていないと思っていた。これからも目の前の試合できちんと結果を出す」と述べ、次の目標となる世界チャンピオンへ意欲を見せた。

 比嘉の戦績は11戦11勝11KO。2014年6月にデビューし、15年7月に世界ボクシング評議会(WBC)ユースフライ級王座、16年7月に東洋太平洋フライ級王座に就いた。【琉球新報電子版】