全国介護技術コンテスト 真和志高が最優秀賞


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(写真左から)宮平麻衣さん(15)=1年、城間恵美さん(18)、松本明日香さん(18)

 石川県で6日に開かれた「第5回全国高校生介護技術コンテスト」で、県代表の真和志高校チームが最優秀賞を受賞した。全国から12校が出場した。真和志高校のメンバーは宮平麻衣さん(15)=1年、城間恵美さん(18)、松本明日香さん(18)=共に3年=の3人。当日発表された課題に適切な介助、支援を行い、3人の技術が評価された。

 コンテストは1カ月前に発表される事前課題と、競技当日に発表される直前課題を総合し、適切な介護を施すことができるかを評価する。事前課題では、介助を必要としている女性が右上下肢まひ状態であるや、家族構成などが発表されていた。

 城間さんによると、3人は介護技術だけでなく、どのような気持ちで女性に向き合うべきかも相談した。城間さんは「女性は私たちと近い年齢の孫がいる想定だった。明るく優しい気持ちを持って接し、孫のように感じてほしかった」と話した。