海の景色を楽しみ2148人疾走 エコアイランド宮古島マラソン


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スタートの号砲で、一斉に飛び出すフルマラソンの参加者ら=6日、宮古島市陸上競技場

 【宮古島】第7回エコアイランド宮古島マラソン(主催・宮古島市、市教育委員会、宮古島観光協会、共催・琉球新報社)が6日、宮古島市で開かれた。今大会から初めて公募された「大橋を太陽(ティダ)と海風(インカジ)にいだかれて 駆け抜けろ感動のゴールへ」のキャッチフレーズの通り、全てのコースに無料通行の橋としては国内最長の伊良部大橋(約3・5キロ)が組み込まれた。参加者2148人はエメラルドグリーンに輝く海の景色を楽しみながら疾走した。

 この日の宮古島は抜けるような青空が広がった。ランナーらは爽やかな風を感じながら、秋の宮古路を駆け抜けた。10キロの部に出場した宮古島市の狩俣正姫子(まきこ)さん(22)は「伊良部大橋を走れてぜいたくだと感じた。来年はハーフに挑戦したい」と笑顔で話した。フルマラソンの部は飯干守道さん(35)=福岡県、我那覇昭子さん(43)=那覇市=がそれぞれ初優勝した。