秋風受け爽やかに 第15回尚巴志ハーフマラソン


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スタートの合図とともに一斉に駆け出した出走者ら=6日午前9時ごろ、南城市佐敷の市立佐敷小学校前

 【南城】第15回尚巴志ハーフマラソンin南城市大会(同大会実行委員会、同市主催)が6日、市佐敷の市文化センター・シュガーホールを主な発着点に開催された。ハーフマラソン、3キロの2部門に計8408人が出走し、7381人が完走した。完走率は87・8%だった。

 ハーフのコースでは出走者は秋風に吹かれながら、序盤の難所で高低差約150メートルの新里坂や絶景が見渡せるニライ橋・カナイ橋など、南城ならではの景観と自然豊かなコースを駆け抜けた。

 ハーフ男子の部は仲間孝大さん(28)=那覇市=が1時間14分5秒で3年連続の1位を勝ち取った。「故障からの回復後初めての大会だったのでうれしい」と語った。

 ハーフ女子の部は、東江那津さん(38)=浦添市=が1時間35分39秒で、2007年大会以来2度目の優勝を果たした。「ニライ橋・カナイ橋で景色を楽しむことができた」と笑顔で話した。