翁長知事、2月訪米へ トランプ氏周辺に「辺野古」説明 


この記事を書いた人 金城 美智子
 翁長雄志知事

 トランプ氏が米大統領選で勝利したことを受け、翁長雄志知事は9日、記者団に、来年2月ごろに訪米する意向を示した。トランプ氏周辺に接触し、辺野古新基地建設問題に関する県の考えを直接説明したいと述べた。

 翁長知事は「沖縄の基地問題がどういうふうにいくか分からないが、いわゆる膠着(こうちゃく)状態の政治はしないのではないか。どのような対応を取るか、期待しつつ注視していきたい」と述べ、日本政府と膠着状態に陥っている辺野古問題の解決に期待感を示した。トランプ氏宛ての祝電で、面会を申し入れることも明らかにした。訪米は、トランプ氏が2017年1月20日に大統領に就任し、関係閣僚が決まる2月ごろとしている。