サメにかまれ男性けが 宮古、注意呼び掛け


この記事を書いた人 新里 哲
タコ漁中の男性がサメにかまれた来間大橋付近の海=18日、宮古島市下地

 【宮古島】宮古島市水難事故防止推進協議会は17日市下地の来間大橋付近の海域で16日午後4時ごろ、タコ漁をしていた男性(65)=市下地=がサメにかまれたと発表した。男性は左足に軽傷を負った。生命に別条はない。

 同協議会によると、宮古島側の来間大橋のたもとから西に約100メートル、岸から約20メートル辺りの海域でサメに襲われた。サメの体長は約2メートル。同協議会は18日までに周辺のホテルなどに注意を促した。

 宮古島では10月25日にも市平良の砂山ビーチでサメの目撃情報があった。

 同協議会は「歯形から襲ったのはサメとみられる。サメは行動範囲が広いので、現場周辺には近づかないでほしい」と強調した。