ソフトバンクグループが開発・販売する人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を導入する動きが広がっていることを受け、システム開発のプロトソリューション(宜野湾市)は、27日にペッパー向けアプリ開発を支援する拠点「ペッパーアトリエサテライト」をプロト宜野湾第2ビル2階に開設する。ペッパーの扱い方を伝えるワークショップを定期的に開いて有効活用につなげる。
ペッパーアトリエサテライトはソフトバンクロボティクスが要件や認定試験を経て公認している施設で、県内では初めて。開設当初はペッパー2体と、専用のアプリ開発ツールを入れたパソコン8台を用意する。
プロトソリューションシステムソリューション部の比嘉裕之主任は、ペッパーを持っていてもうまく活用できなかったり、関心はあるが購入前に体験できる場所がないといった問題を抱える県内企業が多いとした上で「新施設をロボット開発の人材育成や情報交流の拠点にしたい」と語った。
27日午前10時からビギナー向けのワークショップを開く。詳細はホームページ、http://www.protosolution.co.jp/service/pepper-atrier/