「沖縄×北海道」を味わう 恩納村に隠れ家旅館


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北海道と沖縄の食材を生かした本格和食懐石料理が楽しめる「海の旅亭おきなわ名嘉真荘」。恩納村の青い海が臨める=21日午後、恩納村名嘉真

 【恩納】沖縄観光商事(富島誠一社長、名護市)は、恩納村名嘉真に沖縄と北海道の食材を使った本格的和風懐石料理が楽しめる旅館「海の旅亭おきなわ名嘉真荘」を12月11日に開業する。

 恩納村の海が望める全25室(スイートルーム1室)とお食事処、大浴場を設置。新鮮な北海道直送の海産物、沖縄の食材を使った食事が楽しめる。朝食はご飯にかけ放題のイクラ、夕食は鍋や牛肉が目玉。一般も利用できる丼物のランチも提供する予定。部屋名は沖縄本島周辺の離島名が使われ「伊江」「瀬底」「水納」それぞれの部屋から各島が望める。

 21日、関係者らを招いた内覧会があり、富島社長は「食材で引き付ける料亭旅館を沖縄で展開したかった」とあいさつ。今井謙治専務は「大人の隠れ宿のような落ち着いた雰囲気を楽しんでほしい」と話した。

 開業を記念し、沖縄ツーリストとJTBが12月11日から来年3月31日まで沖縄県民限定料金による宿泊プランを売り出している。問い合わせは名嘉真荘(電話)098(911)6650。