【中国時報】中国の伝統的習俗 過ぎれば新聞沙汰


社会
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 従来からある外国人による中国人への偏見を整理すると、今にしてみれば笑って否定されることが多い。例えば、「中国人は何でも食べる」、あるいは「人をだますのが好き」「金もうけが好き」「数学がすごい」といったことはその定番である。

 しかし、中国の伝統的習俗も現代社会では受け入れられなくなっているものも多い。例えば、酒席で無理にお酒を飲ませる行為や、結婚式の時に親戚や友人が新郎新婦の寝室に来て2人をからかう習俗も、行き過ぎれば新聞沙汰になるほどだ。

 偏見といえば、中国人へのありがちな外国人の偏見は、犬や蛇を含め動物は「何でも食べる」というものだ。実際に犬を食べる人もごくわずかにいるが、大多数は食べず、やはり食べ物としてではなく、「かわいい動物」と思っている。