琉球新報社 立法院の司法法制委員会で、同性婚を含む婚姻の平等を巡る「民法改正草案」が審議されている。これに対し、台湾南部のキリスト教連盟の牧師たちが同性婚に反対の立場を表明した。一方、同性婚に賛成するキリスト教徒も発起して、同性婚支持の立場を表明した。
約３００人の牧師は、伝統的な結婚を守ることの価値を主張。「一夫一婦制によってはじめて次世代が生まれ、国家の命脈が続く」と訴えている。
だが、キリスト教者が全て同性婚に反対というわけでない。ある牧師は同性愛者とキリスト教徒との対立が近年拡大しつつあることに言及し、公権力が個人の結婚を決めることの不合理や、全ての人が平等の権利を有していることを指摘し、賛成の意を表明した。
