沖縄大学は30日、ベトナム・ホーチミン市師範大学と大学間交流協定を結んだ。同日、那覇市の沖縄大で調印式を開いた。沖縄大の仲地博学長が、ホーチミン市師範大学のグェン・ティ・ミン・ホン副学長が持参した学長のサイン済みの締結書に署名し、両校のさらなる発展を期待した。沖縄大が海外の大学と協定を結ぶのは7カ国目。
沖縄大の学生はスタディーツアーとして2014年から毎年、ホーチミン市師範大を訪問し、学生間の交流を続けている。これをきっかけにベトナムで就職や留学をする学生も出ており、活発な交流の継続を目指して協定を締結した。
今後、両大学は学生・教員の交流、共同研究・学術情報の交換のほか1年間の学生交換、長期休暇中の学生受け入れを実施する。両校とも訪れた学生用の宿舎を用意し、生活や学業を手伝う。
【琉球新報電子版】