普天間騒音訴訟 控訴審「一審踏襲判決」 国に賠償支払い命じる


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法廷に向かう普天間騒音訴訟の原告団=1日午後1時49分、那覇市の福岡高裁那覇支部

 米軍普天間飛行場の周辺住民約2200人が同飛行場から発生する騒音被害を訴え、国に損害賠償を求めた普天間騒音訴訟の控訴審の判決が1日、福岡高裁那覇支部で言い渡された。多見谷寿郎裁判長は一審判決を踏襲し、うるささ指数(W値)75以上区域で月額150円、80以上区域で月額300円の支払いを国に命じた。W値75未満区域の住民への賠償は認めなかった。【琉球新報電子版】