生まれ島で還暦祝い 北大東中24期 久々の再会喜ぶ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
思い出話に花を咲かせた還暦同期会=11月25日、北大東村の宿泊施設ハマユウ荘

 【北大東】北大東小学校48期・中学校24期卒業生は11月25日、還暦の節目に北大東村内の宿泊施設ハマユウ荘で還暦同期会(沖山和子実行委員長)を開催した。「生まれ島で還暦祝いを」の呼び掛けに沖山さんら島在住の同期生のほか、島外からも来島し、計15人が参加した。還暦同期会は同村のふるさと活性化交流事業の一環で、7回目の開催となった。

 祝宴で鬼塚三典副村長は「これまで機会がなくて帰省することのできなかった方々も多く、県外からも参加していただき感謝している。この機会に同期生や島民と交流を深めていく中で、今後の島の振興発展につなげていきたい」とあいさつした。
 同期生を代表して宮城邦光さんは「小学生の頃に転校して以来という人も3人参加しており、島で一緒に還暦を迎えることができて大変うれしく思う」と村や関係者に感謝した。
 同期生らは久しぶりの再会を喜んだ。思い出をたどるスライドショーでは、当時のことを懐かしく振り返り、歓声を上げながら思い出話に花を咲かせた。
 大阪府在住の北脇直子さん(旧姓仲宗根)は「久しぶりに島で同期生と再会することができてうれしい。高齢の母親が島で元気で過ごせるのも、家族や島の皆さんのおかげで、感謝している」と話していた。