【中国時報】公営企業への入社は狭き門


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 経済部(経済産業省に相当)は11月28日、四つの国営事業に関連する公営会社の入社試験の応募状況を発表した。

 入社試験には2万8千人が応募し、1万5千人が受験。申し込みから受験にこぎ着けたのは54%だった。最終的に内定になるのは5・2%に当たる802人になる。四つの公営会社は台湾電力、台湾製糖、台湾中油、台湾自来水公司(水道局に相当)。

 経済部は国営事業に尽力し、社会的弱者を救済する社会的責任があるとして、慣例にならって原住民と心身障害者に対しては筆記試験の成績に点数を15%上乗せする施策を取ることも発表した。

 また、カンニング防止策として異常な電波を探知するため、試験場だけでなく試験場の外でも観測車を設置する予定。