10月にオーストリアであった世界空手道選手権の団体形で金メダルを獲得した劉衛流龍鳳会の喜友名諒と金城新、上村拓也に県体育協会は6日、優秀選手奨励金を交付した。県体協スポーツ会館で行われた交付式には3選手のほか、県体育協会の佐久本嗣男副会長や県空手道連盟の照屋幸栄会長らが参加した。
世界選手権を制した3人は、12月に全日本選手権、2年後には再び世界選手権、4年後には東京五輪が控え、日々稽古に励んでいる。
世界選手権で個人2連覇も果たした喜友名は「大会を終えて、沖縄のためにありがとうと言ってもらえて感動した。これからも期待を背に、努力して沖縄のために結果につなげたい。もっと極めていい選手、空手家になれるよう精進していく」と誓った。金城は「空手の本場、沖縄で空手ができている誇りを持ち、ほかの選手の見本となるよう次の大会につなげていきたい」と意気込み、上村は「地域に支えられて成長してきた。空手の伝統文化を通して沖縄に貢献していきたい」と感謝した。
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