「県民心情理解せず残念」 鶴保大臣発言に謝花公室長答弁


社会
この記事を書いた人 金城 美智子
代表質問の2日目が始まる県議会11月定例会=7日午前10時すぎ、県議会

 県議会11月定例会は7日、代表質問の2日目が始まった。米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対する市民に大阪府警機動隊員が「土人」などと発言した問題で、鶴保庸介沖縄担当相が「差別と断定できない」と述べたことに関し、政府が閣内一致の見解だとする答弁書を閣議決定したことについて、謝花喜一郎知事公室長は「県民の心情を理解していないものであり、大変残念だ」と不快感を示した。

 謝花公室長は「菅(義偉)官房長官らが不適切な発言であるとしている」として、閣内不一致の可能性を指摘した。山内末子氏(おきなわ)への質問に答えた。
【琉球新報電子版】