【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で7日午前、民間のヘリコプターが建設資材を運搬しているのが確認された。
6日に続いて連続。確認した市民によると、午前9時10分ごろから約1時間、建設現場の一つのH地区方面に向けて少なくとも14回運び入れた。
同訓練場N1地区ゲート前には建設に反対する市民ら約250人が集まり、抗議した。22日に予定される北部訓練場の部分返還を記念した式典を前に、市民からは「なぜ約4千ヘクタールも返還されるのに県民が怒っているのかを、県外のマスコミにもアピールしよう」といった声も上がった。
市民によると同訓練場メインゲートには午後0時半現在、ダンプカー24台分の資材が入った。
【琉球新報電子版】