沖縄10-12月景気プラス6・8 観光堅調、着実に回復


社会
この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄総合事務局は9日、10~12月期の県内法人企業景気予測調査を発表した。前期(7~9月期)に比べて景気が「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を引いた景況判断指数(BSI)は全産業でプラス6・8となり、前期より「上昇」超は減少した。来期(2017年1~3月)のBSIは全産業で5・9と、引き続き「上昇」超となる見通し。

 一方、人手不足感を示す従業員数判断BSIはプラス32・5と前期より「不足気味」超幅が拡大した。沖縄総合事務局は「景況判断BSIは前期より上昇超幅が減少したが、好調な個人消費や観光を背景に県内景気は着実に回復している」と指摘した。【琉球新報電子版】