オスプレイ墜落 沖縄の現場、米軍が規制線張り調査


この記事を書いた人 金城 美智子
名護市安部のリーフに墜落した米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの機体。機体には竜の文字が見える=14日午前8時40分

 午前7時すぎには、海上保安庁のヘリコプター2機が墜落機の残骸の周囲を飛行。時折ホバリングし、海上の機体を確認していた。午前10時現在、約10人の米軍関係者が、満ち潮に流されてリーフ内まで入り込んだオスプレイの翼部分を取り囲み、写真を撮影するなど、機体の調査を進めている。

 名護市安部沿岸での米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ墜落を受け14日、名護市安部のギミ崎付近では沿岸から現場を調査する米軍関係者と内閣官房など国の関係者の姿が確認された。県警は午前3時前から規制線を張り、墜落現場付近への立ち入りを制限した。規制線付近には、作業の様子を確認する報道関係者ら約20人が詰めかけている。【琉球新報電子版】

オスプレイの翼部分を取り囲み写真を撮影する米軍関係者ら=14日午前10時19分、名護市安部沿岸
名護市安部のリーフに墜落した米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=14日午前2時43分