「これで危険でないと言えるのか」 沖縄、市民ら墜落に憤り


この記事を書いた人 金城 美智子
米軍キャンプ・シュワブゲート前でオスプレイ墜落に抗議する人たち=14日午前9時半ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】オスプレイ墜落現場付近の米軍キャンプ・シュワブゲート前では、午前8時過ぎからオスプレイや辺野古新基地建設に反対する約20人が集まり抗議の声を上げた。

 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「腹の底からわじわじする出来事が起こった。現実に落ちているのにこれで本当に危険でないと言えるのか。オスプレイは自衛隊も使用を検討している。全国的な問題だ」と憤った。

 10年以上前から反対行動をし続けている沖縄市の平良悦美さん(82)は「オスプレイ反対とみんなが言ってるのにどうして、飛行させるのか。墜落した機体から海に油や何かが流れるかもしれない。とても心配している」と不安そうな表情を浮かべた。
【琉球新報電子版】