米軍がフライトレコーダー回収 沖縄墜落現場、捜査申し入れに回答なし


この記事を書いた人 金城 美智子
墜落した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの機体の残骸から、フライトレコーダーを回収する米兵=14日午後2時36分、名護市安部沿岸

 米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日夜、名護市安部の沿岸部で墜落した事故で、14日午後2時36分、墜落現場周辺にいる米軍人らが、機体からオレンジ色の箱を回収しているのが確認された。箱には「フライトレコーダー」「ドゥー ナットゥ オープン」と記載されている。フライトレコーダーは事故原因の分析につながる飛行データを記録する装置。

 一方、日本側で捜査権を持つとされる第11管区海上保安本部は14日未明に米軍側に口頭で捜査の申し入れをしたが、半日以上経過した14日午後3時現在、米軍側から回答はないという。
【琉球新報電子版】