白鵬が豪快に四股踏む 世界遺産の中城城跡で土俵入り


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
両手を広げ、迫力ある型を披露する横綱白鵬=17日午前、中城村の中城城跡

 【中城】大相撲沖縄場所開催記念イベントとして、横綱白鵬が17日午前、世界遺産の中城城跡で土俵入りを披露した。相撲界の頂点に君臨する力士の迫力ある姿を一目見ようと、会場には1100人の人が詰め掛けた。白鵬は両腕を広げてせり上がる不知火(しらぬい)型を披露。豪快に四股を踏むと、来場者から「よいしょー!」と掛け声が上がった。

 相撲ファン歴20年以上という儀間正義さん(68)=中城村奥間=は「感激で言葉にならない。初めて白鵬を見られて最高だった」と興奮した様子で話した。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターでは、午後2時から冬巡業が開催された。【琉球新報電子版】