社会

「原因公表が先」「安全感覚違う」航空評論家が指摘 オスプレイ飛行再開

 米軍は墜落事故からわずか6日後にオスプレイの訓練を再開させた。識者からは「詳しい事故の内容や原因を公表し、再発防止のためにどういう対策が必要かを示すべきだ」などの指摘が上がった。

 航空評論家の青木謙知さんは「少なくとも中間報告ができるまでの間は飛ばさないのが普通ではないか」と米軍の訓練再開に疑問を呈す。その上で「米軍が事故調査をやっている最中の全面再開だ。給油機とオスプレイの飛行間隔が適切だったのか、パイロットの操縦が適切だったのかを知らせなければならない」と指摘した。

 航空評論家で元日本航空機長の小林宏之さんは事故が空中給油中の発生であることに触れ「空中給油を行わないのであれば、飛行再開自体は問題ない」との見解を示しつつ「沖縄の方々が安全性の懸念を抱いている。専門家が指摘する安全と一般人が考える安心は別物だ。国は丁寧に説明を尽くすべきだ」と強調した。