南農3年・小田 ライト級新人王 ボクシング全日本 Sライト級吉開も


この記事を書いた人 新里 哲

 ボクシングの第63回全日本新人王決定戦は23日、東京の後楽園ホールで行い、ライト級の小田翔夢(18)=琉球ボクシングジム、南部農林高3年=とスーパーライト級の吉開右京(19)=島袋ボクシングジム=がそれぞれ勝利して、新人王に輝いた。

 小田は3回に最初のダウンを奪い、4回38秒に右アッパーでTKO勝ちした。吉開は、3回2分21秒に左フックを打ち込んでTKOで勝利した。小田は「世界チャンピオンになるためにこれからも頑張りたい」と決意を述べ、吉開は「ここからがスタートだ」と力を込めた。幼少期まで宜野湾市で育った、バンタム級の新島聖人(帝拳)も勝利し、新人王となった。

強力な右ストレートで相手を攻めるライト級の小田翔夢=23日、後楽園ホール
右の攻撃で相手を圧倒するスーパーライト級の吉開右京