県振興審議会に改定案諮問 21世紀ビジョン後期年度


この記事を書いた人 金城 美智子
県振興議会会長の大城肇琉球大学長(手前右)に沖縄21世紀ビジョン計画改定案を諮問する浦崎唯昭副知事(同左)=26日午前、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 県は26日午前、那覇市内で有識者らによる県振興審議会(会長・大城肇琉球大学長)を開き、子どもの貧困対策推進やMICEの振興などを盛り込んだ沖縄21世紀ビジョン基本計画改定案を諮問した。審議会は2017年3月まで審議した後、県に答申する。答申を受け、県は同4月に計画を改定し、後期5年度の基本計画とする方針だ。

 基本計画策定以降の社会経済情勢の変化などで新たな課題が生じたとして、改定案は現在118項目ある「施策展開」に①子どもの貧困対策の推進②大型MICE施設を核とした戦略的なMICE振興③MICE関連産業の創出―の3項目を新設している。
【琉球新報電子版】