墜落事故時の飛行モード巡り抗議 沖縄防衛局に県民会議


この記事を書いた人 金城 美智子
沖縄防衛局に抗議する「基地の県内移設に反対する県民会議」のメンバー=26日午前、嘉手納町の沖縄防衛局

 【嘉手納】基地の県内移設に反対する県民会議は26日午前、嘉手納町の沖縄防衛局を訪れ、オスプレイの墜落と胴体着陸に抗議し、オスプレイの飛行中止と全面撤去を求めた。

 中嶋浩一郎局長が、墜落したオスプレイに搭載していたフライトレコーダーの内容や、オスプレイが墜落した時にヘリモードだったのか、飛行モードだったかの確認は防衛局としてできていないとしたことに対し、出席した県民会議のメンバーからは批判の声が上がった。

 米軍が本紙取材に対し「空中給油を含めたMV22オスプレイの飛行訓練は19日に再開した」と回答したことに関する出席者からの質問について、中嶋浩一郎沖縄防衛局長は「実際の空中給油活動は現時点で実施されていない」と回答した。
【琉球新報電子版】