入院の子60人に本贈る ひーぷーさんら劇の収益金で


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子どもたちに本を届けた真栄平仁さん(左)とじゅん選手さん=16日、県立南部医療センター・こども医療センター(オリジン・コーポレーション提供)

 【南風原】タレントの「ひーぷー」こと真栄平仁さんとお笑い芸人のじゅん選手さんが16日、南風原町の沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪れ、入院中の子どもたち約60人に好きな本を1人1冊プレゼントした。11月にあった市民劇「飛べ!琉球鳥人2016」(真栄平さん脚本・演出、AIGグループ協賛)の収益を充てた。

 普段なかなか外に出ることができない子どもたちにお笑いも楽しんでもらおうと、ミニお笑いライブも催された。

 真栄平さんは「少し早めのクリスマスプレゼントになったが、喜んでもらえたらうれしい。本の寄贈は3回目だが、いつも逆に僕たちが元気をもらっている」と話した。

 子どもたちは「好きな本を1冊選ぶ楽しみもあるし、テレビでしか見たことがない人たちに会えてうれしい」などと喜んでいた。