りゅうちゃん子ども募金 1月4日から受け付け


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 琉球新報社と県共同募金会(湧川昌秀会長)が連携して取り組んでいる「りゅうちゃん子どもの希望募金」は、2017年は1月4日から募金を受け付ける。赤い羽根共同募金の一環として位置付けられ、3月31日までに寄付した法人は、寄付額が全額損金算入される。個人の寄付は、1年を通じて所得税・住民税の所得控除または税額控除の対象となる。りゅうちゃん募金は、市町村の共同募金活動とは別に、1月から3月にかけて広く県民に呼び掛ける。

 りゅうちゃん募金は、12月20日現在で、県内の金融機関に開設した専用口座への入金を含めて総額238万4557円が寄せられている。内訳は、企業・団体7件と個人27件。

 専用口座は沖縄銀行、琉球銀行、沖縄海邦銀行、沖縄県農業協同組合、コザ信用金庫。それぞれの金融機関の本支店窓口での振り込みで、振込手数料が免除になる。振り込み、募金共に年末年始は休みで1月4日からとなる。募金は琉球新報本社、支社・支局、県共同募金会でも、引き続き受け付けている。

 「りゅうちゃん子どもの希望募金」は、困窮世帯の子どもの育ちと学びを支援する取り組みを広げようと、2015年度から行っている。寄せられた募金は、子どもや子育て世帯支援に取り組む民間団体に助成し、昨年度は25団体へ、総額889万9千円を助成した。

 募金に関する問い合わせは、琉球新報総務局(電話)098(865)5134。県共同募金会(電話)098(882)4353。