社会

辺野古の海、市民排除再び 海保が8人一時拘束 

海上保安官に拘束される女性=4日午後、名護市の大浦湾(大城直也撮影)

 美しい海がまた囲い込まれた―。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に伴う名護市辺野古の新基地建設に向けた作業で、沖縄防衛局は4日午後、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に汚濁防止膜(オイルフェンス)を約7カ月ぶりに設置した。

 市民らはカヌーや船で抗議行動を展開したが、ゴムボートに乗った海上保安官約80人に次々と拘束、排除された。約1時間で約200メートルのオイルフェンスが海に浮かんだ。

 午後3時すぎ。砂浜に移動したクレーンが海上保安庁のゴムボート3艇を海に浮かべた。「作業船が海上作業を始めます」。海上保安官がスピーカーで告げると、市民に緊張が走った。

 作業船3隻がオイルフェンスを沖へ移動。作業船に近づいたカヌーが次々と海保のゴムボートに囲い込まれ、市民8人が拘束された。抗議船も全てオイルフェンス外に排除された。