自立経済へ飛躍誓う 沖縄県内31団体が合同新年会


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自立型経済の構築に向け決意を新たにする経済団体合同新年宴会の参加者=4日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 沖縄県内経済31団体による2017年合同新年宴会が4日夜、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。「沖縄21世紀ビジョン基本計画」が折り返しを迎える中、成長著しいアジアのダイナミズムを取り込みながら、経済界が一体となり自立型経済を構築する飛躍の決意を新たにした。

 県経済の活況を反映するように、企業・団体の関係者約700人が参加してにぎわった。

 主催団体を代表して、県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長(県経済団体会議議長)は「県経済が好調な今だからこそ5年、10年先を見据え、国、県、市町村、そして経済界が一つになり、諸課題の解決に向けて一歩一歩着実に前進することが肝要だ」とあいさつした。

 来賓祝辞で翁長雄志知事は「今年は21世紀ビジョン基本計画の後期5年に入る節目の年だ。昨年度から取り組んできた検証結果を基に今後の取り組みをしっかり検討し、沖縄振興の良好な流れを一層加速させていく」と述べた。