精進する気持ち新たに 県立武道館で武道始め


この記事を書いた人 松永 勝利
しなやかな動きで演武する合気道の有段者ら=8日午前、那覇市の県立武道館

 県立武道館の2017年鏡開き式と武道始めが8日、同館アリーナで行われた。各団体から参加した約340人の有段者らが年始めの稽古に取り組み、精進する気持ちを新たにした。県武道連絡協議会と同館の主催。知念正樹会長のあいさつの後、関係団体の代表者らによる鏡開き式が行われた。
 武道始めでは、真剣を用いた剣道有段者による厳かな演武や空手、なぎなたの重厚で力強い形などが披露された。出席者らは各団体の歴史などの説明に耳を傾けながら、鍛え抜かれた有段者らの模範演武をうなずきながら見ていた。
 参加団体は県弓道連盟、県少林寺拳法連盟、県合気道連盟、県空手道連盟、県なぎなた連盟、県相撲連盟、県銃剣道連盟、県柔道連盟、県剣道連盟。【琉球新報電子版】