【中国時報】台湾高校生、ナチスの旗振り行進 批判受け、校長辞職願


社会
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 台湾の新竹光復高級中学(高校に相当)の252班の生徒が、学校が主催した仮装行事で、黒ずくめの武装親衛隊の格好をし、ナチ・ドイツの国旗を掲げて行進した。また紙で作った戦車に乗ってナチス式の敬礼をまねた者もいた。

 既に関連する文や写真は削除されているが、ネットで写真が拡散し、世論の強い批判を受けた。公開された写真を見ると、1人や2人の少数の生徒が画策したものではなく、一つのクラス全員が積極的に参加したことが分かる。

 この批判を受け校長は辞職願を提出した。だが、批判に対し生徒が「自分たちは間違ったことはしていない。単なる変装で、政治的活動ではない。自分たちはなるべく似せるように一生懸命作った」などと抗議し、不満をあらわにしている。