たてがみを勇壮になびかせ 沖縄こどもの国に雄ライオン登場


この記事を書いた人 松永 勝利
たてがみをなびかせ、勇壮な姿を見せる雄ライオンのアルーシャ=12日午前10時45分、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄市の沖縄こどもの国(高田勝園長)は12日午前、雄ライオン「アルーシャ」の歓迎式を開いた。同園に雄ライオンが入るのは、2014年1月に「ナッツ」が亡くなって以来、3年ぶり。勇壮なたてがみをなびかせたり、低く迫力のあるほえ声を引かせたりしている。
 アルーシャは体重172キロ、体長約2・5メートル。6歳で、人間に例えると20~30歳代に相当する。東京都日野市の多摩動物公園で育ち、11日に沖縄へ空輸された。こどもの国のライオンは、雌で17歳の「リンゴ」と合わせて2頭となった。
 歓迎式に参加した児童は板に肉を盛りつけた馬肉ケーキを作り、アルーシャにプレゼントした。
 清ら風保育園(八重瀬町)の野里太志君(6)は「ケーキをいっぱい食べていた。仲間がもっといればいいのにね」と話した。【琉球新報電子版】