【中国時報】米上院議員と会談 蔡総統、経済協力を確認


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 外遊中の蔡英文総統は8日、米テキサス州ヒューストンに立ち寄り、テッド・クルーズ上院議員(共和党)と会談した。

 蔡総統とクルーズ氏との会談では、台湾と米国がさらに経済協力をしていくことを優先課題とすることを確認した。クルーズ氏側はより多くのテキサス産の商品を台湾市場に参入させたいという希望を伝えたことに対し、蔡総統側は新竹の医療科学技術特区を紹介。投資や貿易でより緊密な連携を求めた。

 また蔡総統は、環太平洋連携協定(TPP)は既に見込みがなくなったが、台湾と米国が貿易協定を締結できるのであれば、それも新たな一つの方向性である旨を示した。

 なおクルーズ議員は、中国が米国の議員に対し、蔡英文総統と会わないよう求めてきたことを暴露した。